気がつくと水分取るのを忘れてしまっているって事ありませんか?
水分は一日コップ6杯が理想だと言われています。本当に必要な物だと理解することが、疲労回復するための第一歩です。
以下に、水分補給が必要なわけ5つの理由を述べますので是非読み進めてください。
①水分補給は体の疲労回復を助ける
人間の体の60%の割合を占める水分ですが、汗や皮膚からの蒸発、呼吸などで24時間常に失われており、その量は1日で2500mlと言われています。
水分は血液の成分の一つとして、体の中を循環して全身の細胞に酸素と栄養素を送っています。水分が不足すると血液はドロドロになり、毛細血管へ疲労回復に必要不可欠な酸素や栄養素が届きにくくなります。だから、体にとって水分補給は不可欠となるのです
②水分補給は脱水を防ぎ筋肉に力を与える
人間の体は体重の4%水分が失われると脱力感や、眠気、頭痛などを起こし始めると言われています。ですから、大量に汗をかくような運動をしているときは、定期的に適切な量の水をとらなければなりません。
筋肉細胞が適切な能力を発揮するには、適度な水分供給が必要なのです。
十分な水分と電解質がないと筋肉の細胞は縮んでしまい、痙攣をおこします。十分な水分をとることで、筋肉は、より長い時間、よりハードに動くことができるのです。
また、頭痛の大きな原因の一つも脱水症状と言われています。いつも片頭痛に悩まされている方は、頭痛薬を飲む前に、まず水分を多く取ってみるといいでしょう。
③水分補給は毒素を排出する
腎臓は血液を濾過して、体内の毒素を排出するはたらきをしていますが、濾過作業をするにあたって必ず水分が必要となります。
腎臓が排出する主な毒素は血中尿素窒素という物質で、水分を多くとっていないと排出が不十分となります。
血中尿素窒素とは、肝臓がたんぱく質をエネルギーとして使った後に出る燃えカスで、これが増えた状態とは血液中にゴミがたくさん浮いている状態のこと。腎臓の濾過作用が十分に働いていない指標の一つになります。
水分補給が足りてない警告のサインは、尿に色が濃くなり、さらに濃縮されて異臭もある状態です。慢性的に水分が足りていないと腎臓結石にもなりますので注意が必要です。
④水分補給は病気の予防になる
一つは、膀胱炎防止です。水分をとることが尿量を増やし、膀胱内や尿道に着いた細菌を洗い流すのに役立ちます。
さらに水分補給は尿路結石も防いでくれます。尿を薄めて結石をできにくくしたり、小さな石ならば尿と一緒に排出してくれます。これらの病気は忙しくて、トイレに行く時間もない人が罹る傾向にありますので、十分注意してください。
また、話は変わりますが、毎日十分な水を飲んでいる人は心疾患になる確率も、かなり低くなることが分かっています。
⑤水分補給は快便を助ける
消化器官をスムーズに動かし続けるには十分な水分摂取が必要不可欠になります。水分を十分にとっていないと大腸は便から水分を吸収するため、便秘になってしまいます。定期的に排便するため体には十分な水分と食物繊維が必要です。
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