睡眠時間も少なく、パソコン前に座ってもつねに猫背になってしまう。実はその悪い姿勢がさらに疲れやすくしています。では、なぜ姿勢が悪いと疲れやすいのでしょうか?
少し専門的な話になりますが、人間の体は脳と神経によって肝臓などの各機関に命令が伝わり、循環や回復がなされています。
その司令塔ともいえる脳と神経を100%機能させるには脳から続く精髄を浸している脳脊髄液の循環が必要不可欠となります。
脳脊髄液が循環することによって、神経は栄養を得ることができ、老廃物を取り去り、神経機能を正常に保つことができます。
実は姿勢が悪いと、この脳脊髄液が循環が悪くなってしまうのです。
その理由は、脳脊髄液が背骨の中にある脊柱管を流れてくるからです。脊柱管の中には硬膜と呼ばれる固い膜があり、その膜の中に脳脊髄液と脊髄(神経)がはいっています。
姿勢が悪いと、背骨のカーブが正常な人と比べてきつすぎたり、ストレートだったりするので、脊柱管のスペースが狭くなってしまいます。脊柱管の狭くなるといこうことは、脳脊髄液の流れもスムーズではなくなるために神経機能が落ちてくるということです。
例えば、肝臓が体の疲労をとりたくても肝臓に行く神経伝達が不十分であれば、いくら肝臓が元気でも疲労回復が行われません。
このように脳脊髄液の循環が悪くなり神経伝達を悪くすると、神経が通っているすべての期間の機能が落ちてきてしまいます。
しせいが悪いだけで大変な損をしているとこになりますので、これから書く姿勢矯正のポイントを守って、いい姿勢を手に入れてください。ただし、姿勢は生まれてから何十年もかけて作り上げてきたものなので、簡単に直すことはできません。無意識でいい姿勢になるまでは、1年から2年かかるものです。あせらずにじっくり直しましょう。
姿勢をよくするならこれだけを意識!
姿勢を直すポイントは、まず、いい姿勢とはどういう姿勢かを知る必要があります。 よく言われる、いい姿勢のイメージは背筋をピンと伸ばした学校で習う「気を付け」の姿勢ですが、これはいい姿勢ではありません。
いい姿勢とは体の軸が取れて筋肉の緊張がない状態を指します。 では、どうすれば体の軸が取れているかというと、操り人形のように頭のてっぺんから糸で吊り下げられている状態をイメージすると体の軸を取ることができます。 このイメージで体の姿勢を整え、首や肩の力が抜けているかどうか確認してみてください。
これで体の軸は一番正常に近い状態になっていますので、これ以外の事はできればやらないでください。姿勢をよくするにあたって絶対にやってはいけないことは、胸を張ったり、顎を引いたりすることです。かえって体に力が入り体は疲労してしまいます。
毎日デスクワークでパソコン作業をされる方は、椅子を低くして顔の目の前にパソコンモニターが来るようにするとよい姿勢で仕事をができるので疲れにくくなります。
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